水戸偕楽園好文亭の白侘助
水戸偕楽園好文亭の白侘助
奥に好文亭、手前右が白侘助です。
水戸偕楽園は水戸徳川家の徳川斉昭によって藩士、領民の憩いの場として造られました。好文亭は偕楽園のなかに、詩歌、宴の場として設けられた二層三階の建物です。1842年に建てられ戦争末期の水戸空襲で消失、戦後再建されました。
この好文亭に白侘助の古木が数本あります。若木も育ち、晩秋から冬にかけ、白侘助が好文亭を飾ります。
庭木としての手入れが行き届き、風格を漂わせる木姿です。古建築に椿古花が調和しています。
好文亭では白侘助の他にも、多くの椿を見ることができます。
これから花を咲かせる椿も多く、訪れた方を楽しませてくれるでしょう。


茨城つばきの会、小泉不二男会長からの椿便りです。(令和7年1月25日)