知人から椿の鉢植えを頂いた、花屋さんで見かけて、あまりに綺麗だったので思わず買ってしまった。そのようにして椿と出会った方もいるでしょう。

椿は育てるのに難しい植物ではありませんが、性質に合ったお手入れは必要です。最初の一鉢に巡り会ったあなたに、来年また美しい花を見るためのお手入れのコツをお伝えします。

【超ビギナー向け】 

鉢植え椿を来年も咲かせる手入れポイント

1.花が終わったら、植木鉢に移し替え、肥料を与える。

購入した時にはビニールポットに入ってることが多いでしょうが、不安定ですし、花を楽しみ終わったら、新芽が伸びる前に一回り大きな鉢に植え替えます。椿は水はけが悪いと根腐れを起こしやすい一方で乾燥も良くありません。鉢植えの用土には、水はけがよく、水持ちがよく、空気を十分含む土が適します。赤玉土や鹿沼土などを用います。花を咲かせたことで椿はエネルギーを使っています。緩効性肥料(エードボール、プロミックスなど)を土の上に置いて栄養を与え、来年も花が咲くように育てましょう。

>鉢苗の植え替えについて詳しくはこちらへ

2.水遣りは、土が乾いたらたっぷり与える。

椿の根は水と空気が必要なので、いつも土が水浸しになっているような状態は良くありません。水遣りは土の表面が乾いたら用土全体がたっぷりミ水を含むように与えます。目安の頻度は、通常2日に1回を目安に、冬場は控えめに3日に一度くらい、夏は毎日夕方に与える感じです。葉や土の様子を見て多いか少ないか加減すると良いでしょう。

>鉢植えの用土について詳しくはこちらへ

>鉢植えの水やりについて詳しくはこちらへ

3.夏の暑さ対策は、日陰づくりと夕方にたっぷり水をやる。

夏場の水遣りは涼しくなる夕方にたっぷり与えるのが好ましいです。ベランダで鉢植えを育てる場合は、特に乾燥と暑さに気を付けます。寒冷紗などで日よけをすると椿のストレスも減ります。

4.実が付いていたら取り除く

たまに実が付くことがありますが、花を楽しむのであれば取り除いた方がいいです。特に木が小さなうちは実を取り除いた方が苗木の負担が減ります。

>種から育てる(実生)を試したい方はこちらへ

5.花のための肥料を8月から11月に、毎月1~3回与える。

綺麗な花を咲かせために栄養を与えます。9月~10月にリン酸とカリの多い暖効性肥料(マグァンプKなど)を土表に置くか、即効性のある液体肥料(ハイポネックスなど)などを与えます。

>肥料について詳しくはこちらへ

6.冬は寒さ、乾燥、寒風に注意。肥料を撒く

寒さと乾燥が厳しい地方や季節には、用土が凍ったり乾燥しすぎないよう気を付けます。3日に一度くらいの目安で、朝10時くらいに水をたっぷり与えます。防寒や防風の対策は、温室や室内に入れたり、寒冷紗やビニールシートを施す方法があります。

椿の肥料は効き目が緩やかに1年間持続するタイプ(緩効性肥料)が適しているので、2月から3月の頃に表土にぱらぱら撒きます。5号鉢(直径15cm)なら小さじ山盛り1杯が目安です。

>厳冬期の手入れはこちらへ

>肥料の与え方の詳しくはこちらへ