学術部からの報告
学術部からの報告
山口聰
第35回全国椿サミット五島2025も盛況裡に終了しました。同時に開催されました日本ツバキ協会の総会で行われました新花登録証の授与式と、併せて実施しました新花写真コンテストの結果を報告いたします。
今年度は14件の申請があり、そのうち13件が登録可となりました。新花121号から133号までです。121号孝養寺侘助(稲津厚生、山口聰)、122号ぐんま紅丸(田村明美)、123号ぐんまあかね(田村明美)、124号さい侘助(中西英雄)、125号夢心地(矢野芳春)、126号菊の浦(矢野芳春)、127号満帆(平井湊晨)、128号黄篤山(伊藤一芳)、129号花車輪(伊藤一芳)、130号クミコ(伊東良孝)、131号夢の忘れ物(橋村公英)、132号聖牡丹(橋村公英)、133号呉女の舞(橋村公英)です。橋村公英様は今回登録新花が10品種を超えましたので「椿の聖人」の称号を与えられました。5人目、第5号の聖人です。久しぶりの聖人誕生となりました。特別なトートバッグを贈呈しました。
別会場で実施していました新花の写真コンテストは矢野芳春様の新花126号「菊の浦」が優勝しました。
準優勝は矢野芳春様の125号「夢心地」、3位入賞は橋村公英様の131号「夢の忘れ物」でした。矢野様には交流会の席上で優勝の賞状と記念の副賞(椿の新花と達人たちVo.1)を差し上げました。