2024年「夏季会員交流会」ご報告

2024年7月7日(日)13時~16時30分、アルカディア市ヶ谷 7階琴平にて夏季交流会を開催しました。当日は全国から約60名の会員の方にご参加いただきました。

アルカディア市ヶ谷

 

当日の様子

 

箱田直紀会長のあいさつに続いて講演会

箱田 直紀 会長

「ヤブツバキ300万本が自生する椿の島『伊豆大島』」という内容で、金子 雄 理事(学術・広報担当)が講演をいたしました。

金子 雄 理事

伊豆大島の椿についての講演

同理事は、2011年4月から2023年3月まで伊豆大島の都立大島高校農林科に12年間勤務し、国際優秀つばき園の認定や、観光甲子園金賞受賞など、地域資源として伊豆大島のツバキの活用に取り組んできました。

講演の最後には東京都立大島高校農林科の生徒たちによるビデオメッセージも上映され会場は大いに沸きました。また、同理事が師事する椿花ガーデンの山下隆氏にもご挨拶をいただきました。

山下 隆 氏

 

来年の3月、2年に1度世界のツバキに縁がある都市で開催されている、国際ツバキ協会(ICS)のコングレスが2025年東京国際ツバキ大会として日本で開催されます。伊豆大島はそのメイン会場となっており、世界中のツバキ愛好家や研究家が訪日を心待ちにしておられます。国内における機運向上につなげるために今回の講演会を開催いたしました。

続いて、「会員交流会」として、山口勇理事による太枝挿し木についての講習がありました。

山口 勇 理事

安房流椿盆栽作りの名人である同理事のわかりやすい説明に、会場は大変な熱気に包まれました。

講習会

 

また、恒例の「穂木等配布会」も実施。目玉は、下関の会員よりご提供いただいた登録新花15号「鯉の滝登り」の穂木。すべての穂木があっという間に里親がみつかったようです。

穂木の頒布

 

「鯉の滝登り」

  

 

大変暑い中、多くの会員の方にお集まりいただき親交を深める貴重な機会になりました。

今後も協会の活動をより充実させてまいります。