2020国際ツバキ会議五島大会及び第30回全国椿サミット五島大会のご案内
2020国際ツバキ会議五島大会及び第30回全国椿サミット五島大会につきましては、新型コロナウイルスの影響を踏まえ『中止』となりました。
2020年2月18日
新型コロナウイルスに関するお知らせは下記をご覧ください。
国際ツバキ会議及び全国椿サミット中止のお知らせ
更新日:2020年2月18日
【国際ツバキ会議】中国本土からの参加者に対する自粛要請
更新日:2020年2月14日
【新型コロナウイルス】国際ツバキ会議・全国椿サミットに関するお知らせ
更新日:2020年2月4日
2020国際ツバキ会議五島大会及び第30回全国椿サミット五島大会
実行委員会会長 五島市長 野 口 市太郎
秋晴の候、全国の椿愛好家の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
五島市は、九州の西端に浮かぶ五島列島の南西部に位置しており、11の有人島と52の無人島から構成される人口約37,000人の国境の島です。西海国立公園に代表される雄大な自然景観や、昨年ユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である「久賀島の集落」や「奈留島の江上集落」を有するなど、歴史・文化・自然に恵まれた観光都市でもあります。
また、当市には約440万本もの椿が自生しており、東京都の伊豆大島や利島と並んで、全国有数の椿油生産地となっております。その原料となる椿実ですが、五島では「手摘み式」と呼ばれる手法が一般的となっており、一つ一つ丁寧に採取されています。それを、天日干しして乾燥・熟成させると果皮が裂開し、その中から黒い種子を取り出します。それをさらに数日かけて乾燥させることで、ようやく搾油することができます。このようにして手間暇かけて搾られた五島産の椿油は大変品質が良く、食用をはじめ多くの化粧品の原料として重宝されています。
そして、五島の椿を語る上で決して欠かせないのが、当市のシンボルフラワーであり世界的銘花の『玉之浦椿』です。その名が示すとおり、昭和22年に原木が五島市玉之浦町で発見されたヤブツバキの突然変異種で、赤い花びらの回りを白い覆輪が囲むその美しい姿は、国内外の椿愛好家を虜にしています。また、国内に8か所しかない国際優秀つばき園の内の1つ「五島椿園」には、園内の一画に『玉之浦』だけを集めたコーナーが設けられており、花が満開になる時期には訪れた多くの人々を魅了しています。
この『玉之浦』の生まれ故郷である五島市において、「GO TO 五島!椿の島で会いましょう!」を大会テーマとして、令和2年2月29日(土)・3月1日(日)の2日間にわたり、第30回全国椿サミット五島大会を開催いたします(平成17年の第15回大会以来2回目の開催)。この大会は、第30回という節目の大会であると同時に、記念すべき令和最初の大会ということで、大変身の引き締まる思いがいたしております。
併せまして、今大会では「国際ツバキ会議(国内では2010年久留米大会以来10年ぶりの開催)」も同時開催することとなっており、国内はもとより、国外からも訪れる多くの椿愛好家の皆様を万全の体制で受け入れるべく、市民一丸となって現在その準備にあたっております。前述の世界文化遺産構成資産(久賀島の集落・奈留島の江上集落)や国際優秀つばき園(五島椿園)などの視察をはじめ、この島で採れる豊富な海の幸や山の幸を楽しみながら、参加者同士が国内外を問わず積極的に交流し、親睦を深めることができるよう様々なプログラムを準備してお待ちしております。
本番まで残すところあと5か月あまりですが、皆様におかれましては、大会の成功に向けて引き続きご指導・ご鞭撻を賜りますとともに、精一杯のおもてなしにてお迎えいたしますので、第30回全国椿サミット五島大会に挙ってご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
期日:令和2年2月29日(土)~3月1日(日)
会場:福江文化会館
2月29日(土)
3月1日(日)
1コース:今村製油所~堂崎教会
2コース:五島椿園(国際優秀つばき園)~香珠子椿物産館
3コース:大宝寺~大瀬崎灯台
4コース:遣唐使ふるさと館~高浜ビーチ
5コース:久賀島の集落(世界文化遺産構成資産)
6コース:奈留島の江上集落(世界文化遺産構成資産)
https://www.city.goto.nagasaki.jp/tsubaki/020/070/20200130163030.html
募集は終了いたしました