登録新花保存園整備プロジェクトの一時中止について
学術部品種登録委員会からの緊急報告
三年ほど前から、作業開始を予定しておりました登録新花の見本保存園整備計画について、現在続いておりますコロナ感染爆発の状況を考慮して断念いたします。
穂木提供など、椿の達人の皆様からのご賛同を多くいただいておりましたが、残念な中止のお知らせになりました。8月末の現時点で、内定を含めて102の新花が登録となっております。これらの椿を大勢の皆様が見学できるよう、計画を進めておりました。しかしながらコロナ感染拡大のもと、挿木繁殖施設の建設、育苗施設の整備などの作業がためらわれる状況となり、やむを得ず当初の計画を断念いたします。この度のコロナ自粛のために、今年の挿木時期までには対応できず、やむを得ない決断です。
状況が好転しましたら、また改めて達人の皆様に、穂木の提供をお願いし、見本園整備にとりくみます。市町村など自治体の運営している椿園などで、受け入れていただけるところがあれば、また、それは大変に力になります。
2021/8/31
品種登録委員会 委員長 山口聰