2026年(令和8年)夏季交流会 開催報告

令和8年7月4日(土)、アルカディア市ヶ谷にて一般社団法人日本ツバキ協会「夏季交流会」を開催いたしました。

当日は全国各地から75名の会員の皆様に御参加いただき、椿を愛する仲間が集う、実り多い一日となりました。

冒頭、今年新たに就任した小泉不二男会長による挨拶と、前会長である箱田直紀名誉会長からの退任挨拶がありました。

会員でもある奈良・東大寺別当の橋村公英様による御講話では、「ツバキの種から花」という演題で、ハイドゥン交配種やハルサザンカの御紹介など、長年の育種の御経験や成果をお話しいただき、椿の魅力と奥深さを改めて共有する機会となりました。

また、法華寺尼門跡樋口教香様にも御臨席を賜り、同寺のハルサザンカ「高慶(こうけい)」についてなどお話頂き、椿が育んできた日本の文化や精神性に思いを寄せる、格調高い集いとなりました。

休憩時間は会員同士の語らいの輪も各所で広がり、椿を通じた交流の大切さを実感するひとときとなりました。椿は花を楽しむだけでなく、人と人とを結び、世代を超えて想いを受け継いでいく花でもあります。今回の交流会で生まれた新たな出会いや学びが、今後の栽培活動や椿文化の継承につながることを願っております。

続いて、「伊豆大島のツバキの魅力」と題して、社員であり伊豆大島在住の吉岡由佳様から、伊豆大島のツバキの見所や産業、特産品などについてお話をいただき、椿の島伊豆大島に思いをはせる時間となりました。

その後、今回貴重な穂木や苗を提供して下さった皆様の御紹介。

各支部長や国際ツバキ協会からの御挨拶、法人会員の御紹介。

御殿場支部 黒澤会長

町田支部 伊藤事務局長

国際ツバキ協会 柄戸理事

(株)山英 山崎英利様(東京椿茶を御提供いただきました)

椿花ガーデン 山下隆様

000プレナム株式会社 神宮眞由美様

そして、公務御多忙の中御臨席頂いた石川県野々市市の粟貴章市長から、第37回全国椿サミット野々市大会の御案内をいただきました。全国の椿愛好家が集う大切な機会を引き受けてくださった野々市市の皆様に、心より感謝申し上げます。

最後の講話は、「椿盆栽の作り方」。本会理事で、安房流椿盆栽会会長の山口勇様から椿盆栽の魅力と実践の工夫についてお話をいただきました。

 
庭先の一輪、鉢植えの小さな蕾、名もなき実生の花。その一つひとつに物語があります。私たちはこれからも、その物語を皆様とともに紡ぎ、日本の椿文化を未来へつないでまいります。新しく椿や園芸に興味を持ってくださった方々にも、ぜひこの輪に加わっていただきたいと思います。
 
 

御参加いただいた皆様、開催に御協力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。これからも日本ツバキ協会は、椿を愛する仲間の輪を広げ、日本の椿文化の発展と継承に努めてまいります。