2019年神代つばき展
3月19日~24日、東京都神代植物公園展示棟1階展示室で第16回つばき展が開催されました。切り花を中心に鉢植えでも花形、色、香に特色のある様々な花を展示、会場中央には花芸安達流に大きなフラワーアレンジメントを設置していただき、ツバキのインスタレーションと言える空間が広がりました。登録新花全品種の写真展示コーナーで足を止める方も多く、新花への関心の深さが伝わってきます。また、角田葉子さんからはベトナム産黄花ツバキ未記載種のさく葉標本とボタニカルアートをお借りすることができました。
24日の最終日には、江戸椿研究会の野口慎一さんの解説によるつばき園見学会、講演会「わびすけ」って何?が行われ、予定時間を超えて質疑応答をしていただきました。読売新聞で同園特有の「神代都鳥」が紹介されたこともあり、週末の日曜日、大勢の見学者でにぎわいました。